こんにちは、今日子です。
もしあなたが『旦那は絶対に浮気している』と確信していて、
「こんな旦那とはもうこれ以上一緒に暮らしたくない!!」
と強く考えるなら、やはり基本は離婚するしかありません。
でも本当にそうなのか、場合によっては一度旦那と距離をおいたりして、冷静に考えた方がいいですが、やっぱり許せないなら離婚を選択することになります。
浮気旦那や浮気相手というのは、いわばあなたの人生を壊した敵なわけですから、ただ離婚するだけじゃなくて、あなたが有利な条件で離婚したいし、旦那にも浮気相手にもそれ相応の制裁も与えたいはずです。
旦那からは慰謝料をはじめとして財産分与を目一杯分捕るのは当たり前で、子どもがいるなら当然親権も渡さず養育費もしっかりもらう、そして可能なら旦那が築いてきた社会的地位すら壊してやりたいと思うのではないでしょうか。もちろん浮気相手にも慰謝料請求して、こっちも社会的地位を貶めたいですよね。
ここでは「浮気旦那のことが許せないから離婚する」と選択したあなたが、少しでも有利に、そして取れるものは全部取るために、どういう心構えを持ちどういう準備をして、どうやって離婚に挑んだらいいかを説明していきますね。
浮気旦那と離婚するために持つ心構え
離婚するなら絶対に感情的に任せた行動はしない
浮気旦那と離婚すると決めたなら、最初に心に留めておいて欲しいのは、一時の感情に任せて行動しないことです。実際のところは、腸が煮えくり返っていると思いますが、感情に任せた行動というのは、絶対に悪い結果にしか結びつかないのです。
ですから、ただ怒りをぶつけて責めるのではなく、真綿で首を絞めるようにジワジワと攻めてやりましょう。
辛いことキツいことに負けない覚悟を持って離婚に臨む
離婚に臨むのに、まず必要なのは覚悟をすることです。
これから離婚するまでの間、精神的に相当キツい期間がしばらく続きます。
知りたくなかった辛い真実を知ることになりますし、時間も労力も使って大変な思いをすることになります。「あなたが望む離婚の条件を認めさせる」、「慰謝料を請求する」を裁判で争うことになることも視野に入れておかなければいけません。
そして離婚した後の生活も大変で苦労するかもしれません。また離婚するということは、家庭を壊すということ。いくら旦那が憎くても、『今まであった家庭を失う』という喪失感はやっぱりあるものです。
しかし浮気旦那と一緒に暮らすのはもう絶対嫌だと思うなら、これ以上浮気旦那と夫婦でいるのは、あなたのこの後の人生にとって無駄でしかありません。
辛いことキツいことに負けない覚悟を持って離婚に挑んでください。
離婚は浮気旦那との闘い、非情に徹することも必要
離婚すれば、あなたは様々なものを失ってしまいます。簡単に言うと、旦那の給料や家事を分担してくれたことで維持していた今の生活や、将来得られたであろう財産などが無くなってしまうのです。
その上、あなたは浮気による精神的なダメージも受けているのです。
そのためには、ただ離婚するだけでなく、慰謝料とか財産分与、親権や養育費などを目一杯もらわなければいけません。旦那の出方によっては裁判にもつれ込んででも、取れるものは全部取るつもりで臨んでください。
泣き寝入りじゃなく、出るところに出てでもあなたの思いを旦那にわからせるために、闘う意志を強く持って、非情に徹することが大切です。
ひとりで闘わず、プロにサポートしてもらう
浮気旦那との離婚で、慰謝料や財産分与、親権や養育費などを最大にしようと思ったら、あなたひとりでやるのはハッキリ言って無理だと思います。法律の知識も必要ですし、裁判で勝てるような証拠も必要です。そしてなにより、ひとりで闘うのは心が折れかねません。
もちろん費用はかかりますが、ひとりでやって少ししか取れないよりは、費用を払ってでも多く取った方が最終的に残るものは多くなります。その上プロがバックにいることは精神的な支えにもなってくれるのです。
ひとりで頑張ろうとせず、必要なとろこはプロに任せる気持ちを持ってください。
…と、心構えについての説明が長くなってしまいましたが、最後にもう1つ大事なことを。
- あなたが浮気を把握していること
- 離婚を考えていること
は旦那に絶対に知られないようにしてください。
これがバレてしまうと、旦那に対策や準備の時間を与えてしまうことになります。旦那に離婚を切り出すのは、あなたがすべての準備を終えてから。
それまでは水面下で動くようにしてください。
それでは、浮気旦那と離婚するための具体的な準備について説明していきますね。
浮気旦那からあなたが有利に離婚するための準備
あなたは旦那の浮気を確信していると思いますが、離婚を申し出るのであれば、浮気が事実であることを明らかにする必要があります。あなたの望む形で離婚するためには、離婚の理由が『旦那の浮気』だと明らかにすることが絶対条件で、逆に旦那の浮気を証明できなければあなたに有利な条件が得られないのです。
そのためにも、旦那が浮気している確固たる証拠が必要です。既にあなたは浮気の証拠を持っていると思いますが、可能な限り徹底的に集める必要があります。
浮気の証拠を徹底的に集めるには、あなたが集められる浮気の証拠や手がかりと、探偵に浮気調査してもらった証拠を組み合わせるのが最強です。
あなたが集められる、旦那が浮気している証拠や手がかりとは?
旦那の毎日の帰宅時間、帰りが遅くなった理由、 休日の外出理由・家を出た時間・帰宅時間、家に居る時の怪しい言動(隠れて電話、スマホでやり取りなど)、あなたが感じた旦那の怪しい言動などを毎日記録しておきます。
これ以外にも可能であれば以下のような証拠も集めて、一緒に記録しておきます。
- 旦那の持ち物やカバン・財布の中身、車の中から怪しいものを見つける
- 財布の中のお札の番号を毎日控えておき、お金の動きを記録する
- クレジットカードの明細から怪しいものを調べる
- PCやスマホを見ることができれば、浮気相手とのやりとりを保存する
- SNSにアップしている怪しい写真などを保存
- カーナビの走行履歴などの行動履歴を調べる
- (可能であれば)浮気相手についての情報
これら日記などの記録があれば、探偵へ浮気調査を依頼する時の有力な情報源になり、無駄な調査をしなくて済むので料金を下げられたり、調査を早く終わらせることもできます。と同時に、後で詳しく説明しますが、探偵が集めた証拠を補強する強力な証拠となってくれるのです。
ただし注意して欲しいのは、あなたが集められる浮気の証拠・手がかりだけでは浮気を推測できる状況証拠止まりで、浮気をしている絶対的な証拠とは言えないものなのです。状況証拠だけで問い詰めたとしても、言い逃れできてしまう可能性も高いのです。
たとえ問い詰めた時には自白したとしても、いざとなったら撤回するかもしれないし、そもそも浮気のすべてを正直に話すとは限らないのです。
もしクレジットカードの明細とかカーナビの走行履歴などでラブホテルに行ったことはわかっても、浮気相手と一緒に入ったことまでを証明できなければ、『彼女と食事は一緒にしたが、ホテルには1人で行った』と言い張ることもできてしまうのです。
「そんなことあり得ないだろう!」なのですが、しかしホテルに2人で行った証拠は無いので、旦那が言い張ったらこれ以上の追求は無理なのです。たとえ裁判で訴えたとしても、状況証拠だけでは浮気は認めてもらえません。
つまり状況証拠だけでは、浮気の真実を明らかにすることができないリスクが高く、たとえ裁判までやっても、あなたの望む形で離婚できない可能性が高いのです。
さらに付け加えると、法的な浮気というのは『不貞』と呼ばれ、この定義は「配偶者以外の異性と肉体関係があった」ことなのです。一般的な浮気の概念とは異なります。
そして旦那に不貞があったと立証するには、最低でも『浮気相手と一緒にラブホテルに入って、一定時間(一般的には40分以上)滞在していた』ことを証明する証拠が必要になるのです。
探偵の浮気調査で集める証拠
探偵が集めてくれる証拠というのは、一言で言ってしまえば「旦那と浮気相手が一緒にラブホテルに入った写真」です。もちろん写真だけでなく、何時に浮気相手と会って、どこで食事をして、何時にラブホテルに入って、何時に出てきたか…など詳細に調べて報告書を作ってくれます。それだけでなく、浮気相手の名前や住所、勤務先などの情報も調べてくれます。
このような探偵が集めた浮気の証拠があれば、浮気の事実を証明できて、旦那が言い逃れすることはできません。もちろん裁判になったとしても、浮気が離婚の原因と認めてもらえますし、慰謝料の請求も認められるでしょう。
このように探偵に調査してもらった証拠は強力なのですが、費用の兼ね合いもありますから、数回分の調査しか行わないものです。つまり探偵の証拠だと、調査した日だけ、いわば『点』でしかわかりません。
一方で浮気に対する慰謝料の金額などを判断するには、旦那の浮気によってあなたがどのくらいの精神的な苦痛や損害を受けたか?ということを考慮します。具体的に言うと、慰謝料の金額を上げるには、旦那の浮気はどのくらいの期間があって、どのくらいの頻度で浮気相手と会っていて、いくらつぎ込んでいたのか?なども示す必要があるのです。
しかし探偵の調査は点でしかわからないので、期間とか頻度とかまでは調べられません。そこであなたが毎日書いた日記が重要なのです。日記単独では浮気の証拠に不十分だとしても、探偵の証拠によって浮気が明らかになった後ならば、浮気の実態を証明できる記録となるのです。
探偵の証拠と日記などの記録が合わせれば、点が線に、線が面に、面が立体になって浮気の全貌を浮き彫りにすることができるのです。
探偵に浮気の調査を依頼するには当然費用はかかります。それも決して安くはない金額です。
探偵に調査して集めてもらった証拠を見るのは、正直言ってかなり辛いです。目を背けたい事実を目の当たりにしなければいけません。同時に旦那に対して改めて怒りもわいてくるかもしれません。
しかし旦那にきっちり罰を与えて、あなたの損失を少しでも取り戻すためには、辛いことに立ち向かう勇気と感情的になって動かない忍耐力を持って証拠集めに臨むことが重要なのです。
証拠集めのことについてかなり熱くなってしまいましたが、離婚のための準備はそれだけではありません。
証拠集めと並行して旦那の財産を正確に把握してください。
財産分与の基準となる夫婦の財産は、すべてあなたが調べて明らかにする必要があります。旦那が正直に全財産を公開してくれるとは限りませんし、裁判所が調査してくれるわけでもありません。
車、家、株券、などなど婚姻期間中に取得したものすべては財産分与の対象です。その他、隠し預金とかヘソクリとかが無いかも可能な限り探しましょう。
また養育費は旦那の収入によっても変動します。収入が多いほど養育費も多く請求できます。
旦那がサラリーマンで給料が振り込まれる口座をあなたが押さえているなら、ある程度旦那の収入を把握できると思いますが、自営業だったり副業をしている場合などは確定申告の控えなどを探して旦那の年収を調べておきましょう。
ここで調べたことが、離婚する時に旦那からいくら取れるのかの目安になり、離婚後の生活を考える上で重要な項目になるのです。
離婚したらどんな生活になるのか、離婚する前に考えておきましょう。
DVなどで一刻を争う場合は別ですが、浮気旦那と離婚するのなら、しっかり考えてみるべきです。
まず考えなければいけないのはお金のことです。またどこに住むのかもお金とは切り離せませんし、今のあなたの収入で生活が厳しいならば、仕事のことも考えなければいけません。
- 慰謝料や財産分与、養育費などを旦那からいくら取れるのか?
- (一時的でも)実家に戻れるか?親から支援してもらうことは可能か?
- 引っ越しなど新しい生活にシフトするための費用(引っ越し代や家具・家電を用意する費用など)はあるのか?
- シングルマザーで公的扶助がもらえるとしたら、どれだけもらえるか?
- (子どもが小さいなら)保育園に入れるか?
など離婚したら、どうやって生活していくのか、詳しくシミュレーションします。
もし旦那の仕事が非正規雇用などで不安定になる可能性があるなら、養育費とかが途絶えてしまうリスクもありますから、養育費なしでも生活できるのが理想です。
ただ現実問題として、あなただけで調べたり考えることは難しいと思います。
シングルマザー向けの公的扶助や保育園などは役所へ、慰謝料とか養育費などをどのくらい取れるのか?など法律的なことは弁護士に相談してみましょう。弁護士もとりあえず自治体でやっている無料相談に行けば、大まかな数字は教えてもらえます。このとき、上で説明した旦那の財産や収入の情報を見せれば、より具体的な数字がわかるでしょう。
また浮気調査を依頼した探偵にも提携している弁護士がいるかもしれませんから、その弁護士に相談することも可能です。また探偵自体に多くの浮気案件の経験やノウハウの蓄積がありますから、色々と相談に乗ってくれるかもしれません。
その上で、あなたが自分だけで生活できる見込みができるまで、準備が整うまでは旦那に離婚の話を始めない方がいいと考えます。
それからもう一つ大事なこととして、離婚によるお子さんへの影響も考えます。夫婦仲が悪くなっている家庭の中に、子どもを置いておくことのは決して良いことではありません。
しかし一方で、お子さんが受験を目の前にしている、など離婚のゴタゴタを起こすべきではないタイミングというのもあります。こういったことを考えておくのも離婚に向けた準備のひとつです。
旦那に離婚を切り出し、あなた主導で進めるには
ですから、お世話になった探偵や弁護士にも相談してみてください。
探偵は調査するだけじゃなく、人の心理なども詳しいですし、調査したその後のことも詳しいものです。
また特に法律的な話になったら、やはり弁護士でないとわからないこともたくさんあります。裁判になったら、書類作成とかのこともありますから、弁護士に代理人を依頼することも視野にいれておいた方がいいです。
旦那との話し合いは、できる限り感情的にならず冷静に進めることが重要です。あなたが感情的になれば、相手も感情的に反応してしまうので、進む話も進まなくなってしまいます。
また話が変な方向に進まないようにするには、話し合いをするタイミングや場所も慎重に選んでくださいね。
お腹が空いていたり、仕事が終わって疲れている状態で離婚の話し合いをしても、理性的な話し合いができるはずがありません。
ご両親など第三者があなた達の話に介入できるような場所で話し合いをすれば、あなたや旦那以外の声の大きい考えに流されてしまう可能性もあります。
旦那との話し合いで話すこと・言わないこと
旦那との話し合いでは、
- 浮気を知っている、証拠も持っている
- 離婚したい
- 慰謝料を請求する
といった、あなたの意思を伝えます。
あなたがどんな証拠を持っているのかわからない方が、旦那の不安を煽り苦しい状況に追い込めます。すると旦那はうっかり口を滑らせて、あなたがまだ知らない部分についても白状するかもしれません。ここで白状したことが慰謝料を増やすネタになるかもしれないのです。
旦那が口を滑らせたこともしっかり残しておくためにも、旦那と話し合いするときは必ず録音してくださいね。
もし探偵が浮気調査をしたことがわかってしまうと、旦那は観念するかもしれませんが、逆に態度が強固になって余計なことを話さなくなる危険性がある諸刃の剣なのです。
探偵に調査してもらったこと、探偵が調べた証拠を開示するのは、「旦那がどうしても浮気を認める気がない」と判断してからにしましょう。そのときは法的な手段に出ることを考えていると伝えます。
次に旦那への話し方ですが、あなたの意思を淡々と伝えていくパターンと、旦那を問い詰めてヒートアップさせるパターンがあります。
旦那をヒートアップさせるパターンとは、
「私の友だちが、女性と親しげにしているあなたを見たって」
「いつから浮気してるの?」
「なんで他の女と浮気するの?」
「この浮気の責任をどう取ってくれるの?」
というように、ひとつずつ問い詰めていきます。「売り言葉に買い言葉」であなたが「売る」のです。
旦那に言い訳をさせながら、ヒートアップさせて色々としゃべってもらうのです。もちろん正直に話さないかもしれませんが、「おまえが悪いから浮気したんだ」とかあなたに悪意のある発言があれば、それも慰謝料増額につなげられるのです。
ヒートアップさせるのは旦那だけですから、あなたは表面上は怒っているフリをしても内心は冷静でいるように堪えてくださいね。
もちろん、問い詰めたら旦那が素直に謝罪してくるかもしれませんが、その場合に謝罪を受け入れるかどうかはアナタ次第です。
旦那が離婚を受け入れるか?慰謝料を払うか?それとも断固認める気がないのか…、の態度がわかれば、第一ラウンドは終了でもいいかもしれません。
第一ラウンド次第で、このまま旦那と2人で話し合いを進めていけばいいのか、あるいは埒が明かなそうなので調停・裁判に舵を切った方がいいのかの方向性は考えられると思います。
実際には何回か話し合いを繰り返していくことになると思いますが、旦那が素直にあなたの言うことに応じなければ、本当に法的手段(離婚調停や裁判)に出るしかありません。
たとえ「浮気は認めて離婚には応ても、慰謝料を出す気は無い」ならば、法的手段に訴えるしかありません。
ここまでくると探偵が集めた証拠が重要な役目を持つことになりますし、本格的に弁護士への依頼を考えることになるでしょう。
でも強い意志を持って最初にした覚悟を貫き通してください。
途中で弱音を吐いたり、やっぱり離婚しない方がいいかもと思ったり、精神的にやられてしまったり、自分を責めたり、自分が嫌になったり…
こんな目の前の辛さに負けそうになるかもしれませんが、一生この旦那と夫婦でいる気なのか? 取るものも取らずに別れていいのか?と自問自答してみてください。
浮気旦那や浮気相手に社会的制裁を加えたいと思うなら
たとえば、旦那や浮気相手の会社の立場や社会的地位を壊すために浮気の証拠写真をバラ撒くとか…。
法律に違反するようなことでなければ、やってもいいのかもしれませんが、でもやり過ぎはあなたにとって得策ではありません。
仮に旦那や浮気相手が働けなくなるような状況にしてしまうと、あなたがもらうべき慰謝料や養育費が払えなくなる、という結果になるかもしれないのです。
慰謝料は一括でもらっておけばいい話なのですが、養育費は一般的に毎月払ってもらうものです。
もし旦那が仕事を辞めることになってしまった場合、最悪お金が無くなってしまったら養育費も払えなくなるわけです。
もちろん養育費というのは、旦那のあなたに対する「債務」(=借金)なので、養育費が払えないというのは旦那があなたに借金していくことになります。当然借金なのですから、手続きを踏めば差し押さえなど強制執行で取り立てもできるものです。
その上養育費というのは、仮に旦那が自己破産をしたとしても返済する義務が残る債務なので、絶対に払わなければいけないものです。(浮気で離婚した時の慰謝料の方は、もし未払いだった場合、そのまま自己破産すると返済義務がなくなる債務となります)
ただ養育費がいくら払う義務のある債務だとしても、現実問題として何も無いところから取り立てるのは無理なのです。
また養育費というのは収入によって基準が決まるので、もし旦那自身が、収入が減ったことを裁判所に申し立ててしまえば、今の収入に応じて養育費を減額されてしまうのです。
こう考えると、あなたの生活を厳しくするリクスを負ってまで、旦那に社会的制裁を加えるのが得策でないことは理解してもらえると思います。あなたがもらうべきものをきっちり取り続けることこそが制裁だと思った方がいいのです。
よほどのことじゃなければ、浮気や不倫で即クビってことにはなりませんが、しかし周りからの目に耐えられなくて自分から辞めてしまうこともあります。
それにあまりにやり過ぎると、名誉毀損とかで逆に損害賠償金を請求される可能性もありますし、逆恨みされたらそれこそ馬鹿らしいので、そこそこにしておきましょう。
このページのまとめ
ちょっと長くなってしまいましたが、ざっとまとめるとこんな感じです。
- 離婚をすると決めたなら、まず感情に任せた行動をしないこと
- 精神的にもキツいこと辛いことが多いし、労力や時間も使うことになるが、慰謝料や財産分与、親権、養育費をきっちり分捕るために負けない覚悟をする
- ひとりで闘うのは無理なので探偵や弁護士といったプロに頼る
- あなたが浮気の事実を把握している、離婚しようとしていることは旦那に知られないように水面下で準備を進める
- 浮気の証拠を徹底的に集める。法的に勝つためには探偵に調べてもらった証拠が絶対に必要。これにあなたが記録した日記を組み合わせれば更に強固になる
- あなたに取り損ねがないように旦那の財産や収入を正確に把握しておく
- 離婚後のことをしっかりシミュレーションして、自分だけで生活できる見込みがあるかしっかり考えること
- 旦那に離婚を切り出す際の話し合いでは、旦那から浮気の新事実を聞き出すくらいの気持ちで、感情的にならず離婚の意思を伝える。証拠の具体的なことはできるだけ隠しておく
- 旦那への切り出し方は、ケースバイケース。調査してくれた探偵や弁護士にも相談してみるべき
- 法的手段に出るなら弁護士への依頼は必須
- 旦那や浮気相手への社会的制裁は、やり過ぎないことが自分のため
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