探偵の浮気調査料金を計算するベースは調査にかかる時間 あなたの旦那の浮気にはどのくらい時間がかかるのか?

 

こんにちは、今日子です。

 

探偵に浮気調査をしてもらう際の調査料金は、基本的に調査にかかる日数や時間によって変動します。

 

細かい料金体系は探偵によって違ってきますが、調査に時間がかかればその分調査料金も高くなるのが普通です。

 

では、探偵に浮気調査を依頼したいと考えているなら、料金を計算するベースとなる浮気調査に必要な日数や時間の平均はどのくらいなのでしょう?

 

浮気調査に必要な日数の平均は、数字だけで端的に言うと7日程度です。

 

でもこの7日というのは、あなたの浮気調査で参考になるかというと、実はそうでもありません。

 

浮気調査には様々なケースがあり、個別の事情により大きく違ってきます。平均7日というのは、こういう個別の事情を考慮していない数字ですから、あなたの状況によってはもっと短く済むかもしれませんし、もっと長い日数が必要になるかもしれないのです。

 

「旦那は絶対浮気していると思うから調べて欲しい」と漠然とした調査依頼と、「いつも水曜日の帰宅が遅い。きっと水曜に浮気相手と会っている」ことまでわかっている調査では、必要な時間が違ってくるのはわかってもらえると思います。

 

では探偵に浮気調査をするのに、どういう状況だと調査が長くなり、どうすれば短くできるのか、詳しく説明していきます。

 


探偵の浮気調査にかかる時間を決める三大要素とは?

探偵の浮気調査にかかる時間というのは、以下の3つの要素によって変わってきます。

  • 調査の目的
  • 難易度・ターゲット(旦那)の警戒度
  • 事前にわかっている情報

 

まずはそれぞれの要素について、詳しく説明します。

 

調査の目的について

 

「浮気調査」と一言で言っても、あなたが浮気旦那とどうしたいのか?によって必要とする証拠のレベルが違ってきます。たとえば裁判に使えるようなレベルの高い証拠が必要ならば、それだけ調査にも時間がかかるのです。

 

【1】浮気旦那に浮気をやめさせて復縁したい場合

 

旦那と離婚する気はなく、浮気相手に慰謝料を請求することなども考えていない
ただ旦那に浮気をやめさせて復縁したい、夫婦をやり直していきたい

 

と考えているなら、証拠のレベルがそれほど高くはありません。

 

この場合、基本的には旦那に浮気の証拠を突きつけて、浮気を認めさせられればいいので、裁判で使えるレベルまでは必要ありません。それどころか、あなたの要望次第ではありますが、比較的簡単な調査でも済ませられる可能性もあります。

 

探偵の一般的な浮気調査は「旦那と浮気相手に肉体関係があるか?」をポイントに調査します。裁判になった場合に『浮気相手との肉体関係の有無』が重要となるからです(次で詳しく説明します)。

 

しかし旦那に浮気をやめてもらえばいいなら、極端な話、肉体関係の有無は関係ありません。旦那に「親密に交際している相手がいる」という事実を突き止めればいいのです。

 

浮気相手の情報も要らないと考えているなら、さらに調査を短くすることも可能になります。いろいろと条件さえ揃えばですが、1日の調査で証拠を手に入れることも可能です。

 

たとえばこの日に絶対浮気するとわかっていて、旦那が17時に会社を出たところから調査開始。そして浮気相手と会っていて、23時に帰宅したところで調査終了。調査時間は6時間となりますから、調査費用は6時間分で済みます。

 

…と、理想論を言えばこうなるのですが、実際にはもう少し保険をかけておいた方がいいのも事実です。

 

  • 旦那が素直に浮気を認めないかもしれない…
  • 旦那が浮気相手と別れたフリをして別れないかもしれない…
  • 旦那が浮気相手に本気になってしまって、離婚する気かもしれない…

こういうリスクを考えて保険をかけておくなら、やっぱり肉体関係がありそうか?とか浮気相手の情報までしっかり調査するべきなんです。

 

それこそ裁判で離婚を認めてもらえるくらいの「法的な浮気の証拠」があれば、いざとなっても安心なんです

 

「法的な浮気の証拠」について詳しくは、次の「旦那とは離婚したい場合」で説明しますね。

 

「法的な浮気の証拠」があれば、たとえば浮気相手に慰謝料を請求することができます。実際に慰謝料を請求するつもりはなくても、浮気相手に対して「旦那と別れなければ慰謝料を請求する」と迫ることができるのです

 

また、特にヤバい3つ目の『旦那が離婚しようとする』リスクも、『有責配偶者』と認めてもらえば回避することができるのです。

 

浮気など離婚の原因となるようなことをした配偶者のことを『有責配偶者』と呼び、有責配偶者からは離婚の請求ができないと民法で決められているのです。つまり旦那が有責配偶者になれば、旦那から離婚を言い出すことはできなくなります。

 

そこまでしなくても、旦那が離婚を請求してきたら「あなたが拒否すればいい」と思っていませんか?たしかに「離婚届に署名してくれ」っていう段階であれば、拒否していれば離婚はできません。しかし旦那が裁判で離婚を請求してきた場合、旦那がもっともらしい理由をつけてくると、あなたが反論する証拠を提示できなければ離婚を認める判決が出てしまう可能性もあるんです。

 

そうならないためにも、旦那を有責配偶者とするだけの法的に通用する証拠が必要なんです。

 

と、このように「復縁したい・夫婦を続けたい」場合の浮気の証拠というのは、比較的簡易に調査時間をあまりかけずに集められます。ただしリスクを考えた場合、特に「離婚させない」ためには、しっかりと調査する必要があるのです。

 

【2】旦那とは離婚したい場合

 

旦那と離婚したい場合に探偵に浮気調査をしてもらうなら、有利な条件で離婚するための証拠を集めることが目的になります。先ほども書いた通り、探偵の浮気調査というのは通常これです。

 

まぁ、証拠を突きつけなくても旦那が素直に浮気を認めて、あなたの要求を全部呑んで離婚してくれるならこんな証拠なんていりませんが…、通常はそうはならないので、最悪は裁判で争う可能性もあります。そのために裁判所でも浮気を認めてもらえる証拠を用意しておく必要があるのです。

 

また、旦那が浮気は認めて離婚にも応じてくれたとしても、慰謝料など離婚の条件についてあなたの要求を受け入れないなら、やはり最終的には裁判で争わなければいけません。

 

裁判で争うための証拠、裁判で浮気を認めてもらう証拠というのは、法的に言うと『不貞』の事実があったと客観的に認められる証拠になります。

 

『不貞』というのは、配偶者以外の異性と肉体関係が継続的にあったことを言います。逆に言うと、法的な浮気というのは肉体関係が無いと認められないのです。肉体関係が無かった場合、浮気を理由とした離婚や慰謝料の請求はできません。

 

では『不貞』の事実があったと認められる証拠とはどういうものかというと、たとえば2人でラブホテルに入った写真などを複数回分です。

 

もちろん、肉体関係があった証拠になるのはラブホテルに行くだけじゃありません。浮気相手の家に行くとか、車の中で…とか、肉体関係があったと合理的に判断できる証拠があれば不貞と認められます。

 

そして継続的に続いていることを証明するために、1回きりの写真だけではなく、複数回分の証拠を集めます。そのために、旦那の浮気のペースによっては、調査期間が2~数週間、タイミングが悪いとそれ以上となる場合もあります。

 

もちろん旦那が浮気する日を予測できるのであれば、狙って調査することができるので、実際の調査時間は実質2~3日分で済むかもしれません。でもいつ浮気相手と会うかわからなければ、ずっと張り付く必要があるので、調査時間はそれなりに長くなってしまうのです。

 

また離婚を考えた浮気調査の場合、浮気相手のことも調べるので、その分の調査時間も必要になります。

 

【3】とりあえずどうするか考えるために証拠が欲しい

 

離婚するか夫婦を続けるか、まだ決められないけど、まずは事実をはっきりさせたいということであれば、とりあえずは上記の復縁に近い感じの簡易な調査でもいいかもしれません。

 

ただしこの場合は、旦那を問い詰めるのではなく、あくまであなたが事実を知ることだけが目的です。

 

もし旦那を問い詰めようと思うなら、これまで説明してきた通り、旦那の反応によってはよりレベルの高い証拠が必要になる可能性があります。

 

ですので、まずは最低限の証拠だけを集めてもらい、浮気の事実を見てあなたがどうしたいか考えましょう。そして離婚などの可能性があるとなったら追加で調査をするようにしたらいいと思います。

 

 

調査の難易度・ターゲット(旦那)の警戒度について

 

難しい調査というは時間や手間がかかるものです。いろいろと下準備のための調査なども必要になりますから、その分調査時間が長くなってしまいます。

 

ただ浮気調査の場合、一番重要なのはターゲットであるあなたの旦那が警戒しているかどうかです。

 

たとえば、会社から出てすぐに浮気相手と合流、そのままコンビニで買物したらラブホテルへ直行。このようにまったく警戒していない状態であれば探偵の調査はスムーズに運びます。
証拠となるラブホテルに入るときと出るときの写真を撮るのも、探偵にとっては比較的簡単なことでしょう。

 

逆に旦那が警戒していると、密会場所はシティホテルで、別々にホテルに入って部屋で合流したりします。そうなると証拠となる写真を撮るには、ホテルの入り口ではダメです。2人の部屋のすぐ近くの部屋を押さえて、そこから2人の部屋を見張ることになります。

 

この2つの例ですと、ホテルの滞在時間が同じなら調査時間に大きな差はありませんから、調査時間で料金を計算するなら調査料金は同じかもしれません。ただシティホテルの場合は、探偵もシティホテルの部屋を取らなければいけませんから、その分の経費が必要になります。

 

この他にも旦那が警戒していて行動が慎重になっている場合は、探偵の方も慎重に調査をしていかないと、探偵が調査していることがバレてしまう危険もあります。探偵の調査において、ターゲットに調査がバレてしまうのは最も大きな失敗とも言えるものですから、警戒しているターゲットには時間や手間がかかっても安全策をとるのがセオリーなんです。

 

尾行する際の調査員の人数を増やして交代しながら尾行するとかになれば、増えた人数分調査料金が増えることになります。

 

あるいは浮気する日とみせかけて真っ直ぐ家に帰ってきて、逆にあなたの様子を伺おうとする巧妙な手段をとるツワモノもいるようです。こうなるとこの日の探偵の調査は空振りになり調査費用はムダになってしまいますし、旦那が調べられていること気付いてしまったら困ったことになります。

 

ですからあなたが探偵に調査を依頼しようと考えているなら、できるだけ旦那を警戒させてはいけないのです。できれば、旦那に問い詰めてしまう前に探偵に依頼すべきなのです。

 

旦那に浮気を問い詰めてもシラを切って認めないから、探偵に証拠を見つけてもらおうと調査依頼をする、というのは実際に多いようなんですが、そうなる前に探偵に依頼した方が短い時間で調査できる可能性が高いのです。

 

事前に分かっている情報について

 

探偵がゼロから調べるのか、事前情報があるのかで、調査に必要な時間は大きく違ってきます。

 

たとえば毎週水曜日はいつも帰りが遅くなる、とわかっていれば、水曜日だけ尾行すれば済ませられますが、逆にいつ遅くなるのかわからない場合、毎日尾行する必要があります。こうなると調査時間に大きな差が出てきてしまうのです。

 

実際のところ「いつ旦那が浮気するか=いつ調査すればいいか」を予測することが調査時間を短くするのに一番有効な情報ですが、その他にもケースバイケースで様々な有効な情報はあるものです。

 

旦那が怪しいと思い始めたら、その日から旦那の言動日記をつけて、いつ帰りが遅かったか、家ではどんな態度や行動をしているかなどを記録しておくと、探偵に依頼する際に有用な情報となり調査時間短縮に役立つかもしれません。

あなたの旦那の浮気調査にかかる時間はどのくらい?

ここまで説明してきたことで、あなたの旦那の浮気調査にどのくらいの時間がかかりそうなのかは、おおまかにはイメージできたかもしれません。ですが実際のところは探偵に見積もってもらわないとわかりません。

 

探偵にあなたの希望や状況などを細かくヒアリングしてもらって、調査にどのくらいかかるのか見積もってもらいましょう。

 

調査時間が料金に大きな影響を与えますが、それ以外にも調査員の人数だとか必要経費や機材代なども調査料金に影響しますので、しっかり見積もりの内訳を説明してもらいます。

 

探偵事務所を訪ねるのはちょっと勇気が必要かもしれませんが、電話だと正確なニュアンスなど伝わりにくいので、最終的には探偵を訪ねて相談しないと正確な見積もりはできません。

 

でも、まともな探偵であれば、『その場で即契約しろ』なんて言いません。
「よく検討してください」と言うはずです。

 

逆に、なんだかんだと理由をつけて「今すぐ契約してください」と急かしてくるような探偵であれば、絶対に契約してはいけません。悪徳探偵の可能性が高いです。

 

いずれにしても、調査を依頼する探偵は、いくつかの探偵で料金を見積もりしてもらい、それらを比較して決めましょう。1社だけ見積もりしてもらっただけでは、その料金が妥当なのかどうかの判断もできませんからね。

 

このとき、たとえ見積もりの金額がかなり安い探偵があったとしても、安易にその探偵に飛びつかないでくださいね。探偵というのは専門的な職業ですから、それなりの金額になってしまうのは仕方がないことで、安すぎるのは逆に怪しいのです。あとから何かと理由をつけて、追加料金を請求するのが悪徳探偵の手口なんです。

 

浮気調査の費用はどうやって計算される?

複数の探偵で見積もりを比較するために、簡単に探偵の料金体系についても説明しておきます。

 

探偵の料金の計算の仕方は、探偵業界で統一された方法があるわけではなく、探偵によってバラバラです。

 

大きく分けると、時間単金制とパック制です。

 

時間単金制は、調査員1人1時間あたりの単金が決まっていて、調査員の人数×調査時間で料金が計算されるものです。多くの場合、表記されている1時間あたりの料金は1人分ですが、実際には2~3人のチームで調査することが多いです。つまり表記されている1時間あたり単金の2~3倍の金額がかかるわけですね。また調査で必要となった経費は、別途支払うことになります。

 

パック制は、1週間とか1ヶ月間調査していくら、というものです。経費はある程度含まれていることが多いようです。

 

あとは、基本料金を別に取るところもあります。この中に報告書作成費用などが含まれていることが多いようです。

 

見積もりを比較する場合、単に金額を比べるだけではなく、調査員が何人でどのくらいの時間調査することになっているのかをチェックします。

 

また、経費はどうなるのか?追加調査が必要になった場合にどう計算されるのか?など見積もり外でどういうお金が必要になるかを詳しく確認する必要があります。

 

一般的に考えると、大手のほうが料金は高めになりますが、その分調査の確実性も信頼性も高くなります。もちろん個人経営の探偵事務所で、安くて腕のいいところもありますが、悪徳探偵かどうかの判断が難しい場合もあります。

 

ただ安すぎる探偵は、やはり危険です。安い見積もりで食いつかせて、実際の調査になったら「あと少しで証拠が掴めます」と引き延ばしをして追加料金を取ろうとするのが悪徳探偵に多い手口です。

 

あるいは、実際にはほとんど調査していないのに、調査したフリだけして「何も証拠が掴めなかった」と料金だけ取る悪徳探偵もいるようです。

 

探偵の料金体系について、詳しくは以下のリンクを参照してください。
【参考】旦那の浮気調査 探偵の費用の相場はいくら?期間は?

このページのまとめ

いかがでしたか?このページでは探偵の浮気調査にかかる調査時間や調査日数について説明しました。

 

簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 浮気調査にかかる時間が調査の料金に大きく影響する
  • 浮気の事実がわかった後、どうしたいかによって調査にかかる時間も変わってくる
  • 旦那に浮気を認めさせるだけなら比較的簡単な調査で済ませられるが、一方でリスクを考えるとしっかり調査しておいた方が安心
  • 離婚を考えているなら「法的な浮気の証拠」を集める必要がある
  • 旦那が警戒している場合、調査が難しくなってしまう。
  • 事前にわかっている情報があると探偵が調査する時間を短くできる可能性がある
  • 実際に調査に必要な時間は探偵に見積もってもらわないとわからない
  • 探偵料金の計算方法は探偵によってバラバラなので、料金の内訳や経費などの計算方法をしっかり確認して、複数の探偵を比較する

 

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