こんにちは、今日子です。
『カーナビの履歴から旦那の浮気が調査できるかも!』
というのは割と誰でも思いつく事ですし、期待するのではないでしょうか?
特に旦那が車で通勤しているとか、ひとりで車で出かけることが多いなら、旦那がどこに行っているのか突き止められるかもしれません。
でも結論から言うと、現実的にはカーナビの浮気調査にはあまり期待ができないのです。期待値がまったくゼロではないですがそれほど有効な証拠を集められる可能性も低いのです。
その理由は簡単に言うと以下の2つです。
- 情報が残っていない可能性が高い
- 浮気の証拠としての証拠能力が低い
これらの理由についてもう少し詳しく説明して、ではどうしたらいいかについて詳しく説明していきますね。
カーナビの2つの履歴、浮気を調べるなら主に走行履歴
カーナビから不倫調査というのは、主にカーナビを使った履歴からどこに行っているかを調べることです。通常カーナビの履歴というのは、2つの種類があります。
- 目的地履歴…目的地に設定した履歴
- 走行履歴…車が走ったルートの記録
目的地履歴は、目的地までのルート検索をして目的地案内をした履歴が残ります。浮気でドライブとか行楽地とかに行ったなら、もしかしたら使っているかもしれません。でも旦那がよっぽどマヌケでなければ、こちらは削除しているでしょうね。
一方で走行履歴というのは目的地案内とか関係なく、車が走った位置を定期的に記録しているものです。一般的には100~200メートルごとにポイントが記録されます。この走行履歴を見れば、この車がどの道を通った、どこに行ったのかがわかるのです。
走行履歴を見てみて、あなたに行き先とか通った道に思い当たることがなければ、旦那があなたに内緒でそこへ車で行っていた、という「怪しい情報」になるわけです。高速道路に乗るわけでもなくICの付近をウロウロしていれば、ラブホを探してるかもしれないですしね(高速道路のIC付近にラブホが多いのは言うまでもないでしょう…)。
以下、この走行履歴に関して説明していきますね。
カーナビで見つけた浮気の証拠、どう使える?
カーナビの走行履歴ってハッキリ言って「車がそこを通った」という情報だけですから、これだけでは残念ながら浮気の直接的な証拠にはなりません。これだけで問い詰めたとしても、いくらでも言い訳できますし、浮気相手と一緒にいたことも証明できません。
1人で乗っていた、あるいは男の友達と一緒だったと言われれば、不倫の追求は困難なのです。
これが「カーナビの浮気調査にはあまり期待ができない」理由のひとつです。
つまりカーナビから怪しいことを見つけたとしても、あなたの中で「旦那のクロ度」は高まるのですが、旦那に浮気を認めさせる材料としてはかなり弱いのです。
たしかに、カーナビの情報だけだと弱いですが、別にの不倫の証拠があった場合には、これを補強する・裏付けるための証拠としてなら威力を発揮する場合もあります。また探偵に不倫調査を依頼するときにはカーナビの情報も補助情報として使えます。
ということでカーナビの情報は、『本格的な不倫調査のための準備のひとつ』と割り切れば、調べておいて損はありません。
カーナビの走行履歴はどう保存する?
カーナビの走行履歴に怪しい情報が残っていた場合、当然それを記録しておきます。
カーナビの機種によっては、走行履歴のデータをSDカードなどへ保存することができるかもしれません。でもベタな方法ですけど、カーナビの画面をビデオで録画すればいいと思います。
走行履歴はカーナビ画面の地図上に表示されますから、スマホでもいいのでビデオをカーナビの画面に合わせて固定しておいて、カーナビを操作していきます。
まずは広域地図で大枠を捉えておき、次に地図を拡大して詳細なルートを見ていきます。この一連の操作をすべてビデオに録画しておきましょう。地図を切り替えるごとに写真を撮るよりもスムーズに記録することができます。
具体的な地名とか場所などは、後でこのビデオを見ながらメモしていきましょう。
ただカーナビの機種によって通った日時とかがどこまで詳しくわかるのかは違ってくるみたいです。
走行履歴は削除されてたり、記録しない設定に変更されている可能性もある
走行履歴はほとんどのカーナビで削除するこが可能です。そして旦那もおそらくそのことは知っていると思います。ですからあなたが見たときに走行履歴は消されている可能性が高いと思います。
「カーナビの浮気調査にはあまり期待ができない」もうひとつの理由です。
ホントに旦那がウッカリとかで削除し忘れてて、履歴が残っていたらラッキーくらいに思いましょう。でも逆に考えると、あなたが走行履歴をチェックした時に履歴が残っていなかったとしたら、旦那は意図的に削除したわけです。
それはつまり、やましいことがあるから削除した、ということですよね。
それか、もしかしたら設定を「走行履歴を記録しない」に変えてあるのかもしれません。
カーナビによって買った時の状態が、走行履歴を記録するようになっているか、記録しないようになっているか違うので一概には言えませんが…、もし買った時の状態が記録することになっているのに、今は記録しない設定になっているなら、それもやっぱり「残しておきたくないから記録しないようにした」って可能性が高いわけですね。
買った時にどっちの状態なのかは取り扱い説明書に書いてあるはずですから、確認してくださいね。
カーナビで浮気の証拠集め、旦那に気付かれないようにやること!
カーナビで走行履歴を調べるときには絶対にここに書いたことを注意してください。
まず履歴を調べた後は、ナビを操作したことをカモフラージュするために、あなただけでカーナビを使ってどっか出かけておきましょう。特にあなたは普段、近所の買い物しか車に乗らなくてナビを使わないなら絶対にやっておくべきです。
普段あなたはカーナビを使わないはずなのに、何か操作した形跡が残っていると、旦那も「あれ?」と思うものです。
別に目的地案内を使わなくても、渋滞情報を見るために地図を動かすだけでも構わないので、カーナビを使う必要があるところに出かけておきましょう。
もしカーナビの操作が分からない場合は?
普段カーナビを使っていても、「走行履歴」という機能はほぼ使わないですよね。
カーナビってある程度は感覚的に使えるようになっていますけど、もし操作に不安があるようでしたらしっかり取り扱い説明書を読んでくださいね。
「やってみたけど、よくわからなくなったから途中でやめちゃった…」
みたいな中途半端に操作した状態を旦那が見つけてしまうのは、極力避けたいです。勘のいい旦那なら、これをキッカケにあなたが浮気を疑っていることをなんとなく気付いてしまうかもしれません。
上で「操作したことをカモフラージュする」と書いた通り、あなたが走行履歴を調べていることは旦那には知られたくないのです。ですから、もし取り扱い説明書を読んでも操作方法がよくわからないなら、無理してカーナビに触らないほうがいいと思います。
特に旦那が「あなたは機械操作が苦手だから余計な操作をしないはず」と知っているなら、不自然に触った形跡があるのはおかしいと思うはずです。
ましてや、旦那専用の車で普通あなたがその車のカーナビを触るはずがないような状況の場合は、カーナビから情報を調べるのは諦めましょう。
繰り返し言っていますが、
『あなたが旦那の不倫を疑っていること、その証拠を集めようとしていること』
これは絶対旦那にバレてはいけないのです。
旦那にバレてしまうと、ガードが固くなりますから証拠が集めにくくなってしまいます。それどころか、もしかして旦那が不倫相手に本気になってしまっていた場合、最悪バレたことであなたと急いで離婚しようとするかもしれないリスクまであるのです。
浮気の証拠集めをしていることが旦那にバレることのリスクについては、以下の記事で詳しく説明していますので、気になる方は見てくださいね。
このようなリスクを避けるためにも、旦那にバレる危険性があるならカーナビを調べるのは止めるべきです。『本格的な不倫調査のための準備のひとつ』なんですから、リスクを冒してまでカーナビを調べる価値はありません。
GPS発信機を仕掛けた方が確実
ここまでカーナビで旦那の行動を調査をすることについて説明してきましたが…、
旦那の車の行動を調べるなら、カーナビの走行履歴を調べるよりも、GPS発信機を車に仕掛けた方が簡単で確実です。ネットで「GPS発信機 レンタル」と検索すれば、レンタルしてくれるところを探せます。
たとえば以下のようなものですね。
※もし上のところからレンタルするなら『Pro-GPS』以上の機種にしてくださいね。
小型のGPS発信機は100円ライターより少し大きいくらいなので、旦那がよっぽどの洗車マニアで車の隅々まで洗う人でなければ、まず見つかりません。
誤差も少ないですし、1分間隔で位置情報を取得することもできるので、旦那の行動をかなり詳細に調べることも可能なんです。その代わりレンタル料も結構なお値段で、1週間でも数万円する感じです。
「浮気の調べ方」関係のサイトではGPSというとスマホとかGPSロガーとかを勧めているところも結構ありますが、浮気調査に使うなら追跡専用のGPS発信機を使うべきです。大きさの面でも精度や使い勝手の面でもGPS発信機以外はありません。
ただし、GPS発信機を使ったから不倫の証拠能力が高くなるわけありません!
残念ながら「GPS発信機を使って車がラブホに行ったことを突き止めた!」としても、それだけで『不倫の証拠は完璧!不倫を解決できる!』とはならないのです。
浮気の確実な証拠は、車からだけでは集めるのが難しい
旦那が車でどう行動しているのかを調べても、実はそれだけでは不倫の確実な証拠とは言えません。
カーナビの走行履歴でもGPS発信機を使ったとしても、わかる情報はあくまで車がどこにあるか、どこを通ったかの情報だけです。これだけでは不倫をしていた事実の証明とは言えないのです。たとえ車がホテルの駐車場にあることがわかっても、それだけでは旦那が浮気をしていた絶対的な証拠にはなりません。
車がホテルの駐車場にあったとしても、
- ホテルの中には入ってない
- 友だちに車を貸していた
- ひとりで休憩するために行った
などと言い逃れできるのです。もちろん苦しい言い訳ですが、旦那本人が認めない限り、車の場所だけではそれ以上の真実を突き止めることは難しいのです。
これは車の中を掃除して、浮気相手の髪の毛とか落とし物とかを探すアナログな方法でも同じです。たとえ女性の髪の毛や落とし物があったとしても、女性を車に乗せたことまでは証明できても浮気の絶対的な証拠にはならないのです。
このように車から得られた証拠だけで旦那を問い詰めても、ひたすら言い逃れされたり、逆にキレられて喧嘩になるだけで浮気の事実を認めないケースが多々あるのです。
結局のところ車から得られる証拠というのは、ほとんどは完全に不倫を証明できるレベルではなく、メインの証拠を裏付けたり、本格的な不倫調査のための準備情報なんですね。ですから車での行動を調べてあなたは絶対にクロだと確信しても、それだけで旦那を問い詰めるのはリスキーなことなのです。
もし旦那が素直に認めなかった場合、浮気の真実がわからない上に、あなたが浮気を疑っていることがバレてしまう、旦那との関係もこじれてちゃんと話し合いもできず悪化してしまう、といいことがありません。
つまり旦那を問い詰めるのは確実な浮気の証拠を揃えてからにすべきなのです。浮気の確実な証拠とは「旦那が浮気相手と一緒にホテルに入った写真」くらいのものが必要になります。
浮気の確実な証拠を集めるなら探偵に浮気調査してもらうべき
不倫の確実な証拠とは、車がラブホテルあることではなく、肉体関係があったと証明できるような二人でホテルに入った写真やビデオなどです。しかも旦那や浮気相手の顔がはっきりわかるくらいの画質が必要です。その上「たまたま1回だけ」と言い逃れできないように複数回分の証拠を集めます。
とは言っても、旦那を問い詰めて白状させることだけが目的なら、そこまでの画質は必要ないし複数回分の証拠も要らないかもしれません。
でも「もしかしたら離婚とか慰謝料とかあるかも?」と考えている場合、裁判までいくかもしれませんから確実な証拠を持っておくべきです。あるいは旦那が先に離婚を切り出してきた場合に、法的に拒否するなら同様に確実な浮気の証拠が必要です。
しかしこの確実な浮気の証拠を「顔を知られている素人のあなたが、旦那にバレずに集める」、というのは到底無理な話なんです。
GPSを駆使して時間と労力をかけて友人にも助けてもらって、カメラとかの装備もしっかり揃えればできる可能性もありますが、「そこまでして自分で浮気調査やりますか?」って話です。
素直にプロの探偵に浮気調査を依頼すべきなんです。
上でも書きましたが、もしあなたが離婚や慰謝料を考えているのだとしたら、探偵に調べてもらった証拠を持っていた方がいいのです。離婚を有利に進めたり、慰謝料の額を多くするためには、やはりプロが集めた証拠の方が間違いないのです。
もしも裁判で争うようなことになった場合、裁判所というのはやっぱり裁判所なので、「肉体関係があったと認められる証拠」がないと浮気していたと判断してくれないんです。
でも逆に裁判所が「旦那は浮気していた」と判断してくれさえすれば、離婚にしても慰謝料にしてもあなたに有利な条件で進められるのです。ですから裁判で勝てる証拠を持っておくのは浮気問題解決にとても重要なんです。
たしかにお金はかかりますが、探偵が集めた証拠とあなたが自分で集めた証拠を比べれば、大げさではなく結果に大きな差が生まれてしまうのです。
このページのまとめ
いかがでしたか?このページではカーナビで浮気の証拠を探すこと、さらに車で浮気の証拠を集めることについて説明しました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
- カーナビの走行履歴は浮気の直接的な証拠ではないが、調査に役立つ情報なので調べておいて損はない
- 旦那が走行履歴を削除している、あるいは残さないように設定している可能性も高い
- カーナビの操作に不安があるなら走行履歴を調べるのは止めたほうがいい
- カーナビの代わりにGPS発信機をレンタルして調べる方法もある
- 旦那に浮気の証拠集めをしていることは絶対にバレてはいけない
- 車から集めた証拠だけで浮気を問い詰めるのは、言い逃れされる可能性もありリスキー
- 離婚や慰謝料に進展する可能性があるなら探偵が集めた証拠を持つべき