探偵に旦那の浮気調査を依頼する流れや注意点のまとめ

 
「旦那が浮気している」、その確実な証拠を掴むには探偵に調査を依頼するしかないと思ってはいても、でも探偵って怪しいものというイメージも強いので、実際に依頼するのは勇気がいることだと思います。
 
普通、探偵に調査を依頼するなんて経験ないですから、どんな感じなのか知っているわけがありませんよね。
 
ここでは、そんなあなたに探偵に調査を依頼するときの手順やどんな準備をしておけばいいかについて説明してみます。
 
 

旦那の浮気を調査してもらう探偵を探す時の心構え

最初でも書きましたが、探偵って馴染みがないだけではなく、怪しさとか怖さまで感じる人も多いのではないでしょうか?まぁいずれにしても、あまりいいイメージを持っている人は少ないと思います。
 
探偵の調査料金って一般的には知られていませんから、法外な料金を請求されるのではないか?とか、プライバシーってちゃんと守られるのか?とか心配になりますよね。
 
料金をだまし取ったり、調査で得た情報を使ってお金を要求したりする悪徳探偵は残念ながら存在しています。消費者生活センターなどにそれなりの数の相談もあるようですしね。
 
でも実際には、真っ当な探偵の方がほとんどなんです。ただ、悪いことの方が悪目立ちしますから、「探偵=怪しいところ」というイメージが先行してしまうのも仕方がないところなのです。
 
ですから慎重に探偵選びをすれば、悪徳探偵に引っかからずに、真っ当な探偵を見つけることはそれほど難しいことではありません。
 
ただ真っ当な探偵が多いとしても、料金設定や調査能力にばらつきは当然あります。歯医者や美容院などでも、「高い安い」や「上手い下手」があるのと同じです。ですから『良い探偵』を見つけるには、多少の手間と時間がかかることを、まず意識しておいてください。『良い探偵』を見つけることについては、後半でまた説明するとして、まずは探偵を選ぶ前に考えることについて説明します。
 

旦那の浮気調査を探偵に依頼する前に、まずあなたが冷静になる

 
浮気旦那の浮気を解決していくには、まずはあながた冷静になってください。
 
浮気旦那に、ムカついて腹が立って許せないのはわかりますし、不安に押し潰されそうになるのもわかります。ですが感情にまかせた行動をとってはいけません。
 
あなたは旦那の浮気を確信できていたとしても、中途半端な証拠で問い詰めても旦那は浮気を認めないでしょう。言い逃れ・シラを切る・逆ギレするなどして、旦那は浮気を認めないままで、結局あなたの怒りを収めることはできず、不安も解消されず、余計にモヤモヤと疑念が大きくなるだけです。
 
旦那に浮気を認めさせることができる唯一の確実な方法は、旦那がぐぅの音も出ないような証拠を突きつけることです。そのために探偵に旦那の浮気調査を依頼するのです。
 
そして浮気調査がうまくいくためにも、旦那には浮気のことを調べているのは知られてはいけません。旦那が浮気を調べられていることを知ってしまうと、当然警戒してくるので調査がうまくいかなくなったり、調査に時間がかかって調査料金も高額になるリスクがあるのです。
 
難しいことだとは思いますが、最後までできる限り感情を抑えて、最善の結果を手に入れるまで頑張る覚悟を持ってください。
 

探偵に浮気調査を依頼する前にやっておくこと

 
探偵に浮気調査を依頼する前にやっておくことの1つめは、可能な範囲で旦那の行動記録や証拠を集めることです。
 
探偵が調査するのに、あなたから探偵に対して事前に教えられる旦那の情報が多ければ多いほど、調査がしやすくなるのは想像できると思います。探偵がゼロから調べるよりも、事前情報を元に調査をした方が断然効率がいいですし、余分な調査をしなくて済むわけですからね。
 
そして当然調査がうまくいく確率も高くなり、調査時間を短くできるから料金も下げられる可能性もあります。
 
そのために重要なのが、『記憶』で伝えるのではなく、『記録』で伝えることです。『記憶』はどうしても時間が経つほど曖昧になってしまうものですし、細かいことは忘れてしまうこともあります。ですから細かいことまでしっかりと『記録』を残して、探偵に見せるようにします。
 
『記録』を残すのにおススメなのが、以下のような毎日の旦那の言動やあなたの感じたことを『日記』として記録しておくことです。

  • 帰りが遅い(帰宅した時間や旦那が言う遅くなった理由)
  • 飲み会だったわりには酒臭くない
  • 帰宅早々風呂に入ったのが不自然
  • 携帯を触っている頻度がいつもより多い
  • 下着とか小物が増えた
  • 今までと違うジャンルの音楽を聴きだしたり、食べ物の好みが変わってきた気がするが理由がわからない
  • 今までよく話題にしていた(会社の同僚などの)女性のことを口にしなくなった

 
注意点としては、無理に自分で証拠を集めようとしないことです。無理して旦那に浮気を疑っていることがバレてしまうと逆にやりにくくなりますから、無理はせず、あなたが普段の行動の中で見つけられることだけを記録するだけに留めてください。
 
ちなみに、わたしが依頼した探偵では以下の情報を求められました。

  • 旦那の顔写真、携帯番号
  • 旦那の職場の名前や住所、通勤は車か電車か、会社の休みは?(週の決まった曜日?シフト勤務?)
  • それまで自分が集めた証拠(上記の日記を含む)
  • 所有している車の車種やナンバー(車は実際に写真を撮って渡した方が確実)
  • 旦那がよく行く飲み屋などがわかれば、そのお店について
  • 自分の身分証明(運転免許等)
  • 自分の毎日の行動予定

 
旦那やあなたの状況次第で必要な情報は変わってきます。相談する際に探偵の方から欲しい情報を説明してくれますから、あなたは事前にあまり構える必要はありません。
 
次に探偵に浮気調査を依頼する前にやっておくことの2つめですが、旦那とこれからどうしたいか?を考えておくことです。
 
旦那と離婚するための証拠集めなのか、旦那とやり直すための証拠集めなのか、慰謝料を請求するか、などによって調査内容やボリュームが変わってきます。裁判になっても通用するレベルの証拠と、「浮気の事実がわかればいい」という証拠では、調査内容に当然差があるのです。もちろん料金も変わってきます。
 
実際には探偵に依頼する段階で「離婚したい」と決めている人は少数派のようですが、「離婚も視野にいれて」ということであれば、それなりの証拠を集めておいた方がいいわけです。
 

あなたも探偵に依頼するまでに結論を出す必要はありませんが、方向性だけでも考えておくべきです。実際に探偵がどこまでどういう調査をするかは、探偵と相談してみて決めることになりますが、その際にあなたの考えを伝えられるようにしておきましょう。

 
そして探偵に浮気調査を依頼する前にやっておくことの最後ですが、調査を依頼する探偵の候補を複数見つけておくことです
 
探偵は、真っ当な探偵でも料金や調査能力に幅があります。ですから、最初から1つだけに絞り込まず、複数の探偵を候補に選んでおき、実際に相談をして見積もりしてもらい、それらを比較してあなたに一番いいところを選びます。
 
極端な話、料金が格安でも調査能力が低くて浮気調査を失敗してしまっては意味がないのです。探偵の料金は安い金額ではありませんから、できるだけ失敗するリスクを下げるためにも、複数の探偵を比較しておくべきなのです。
 

ちなみにわたしがおススメするのはHAL探偵社です。全国対応もしていますから、ぜひあなたの探偵候補の中にも入れておいてください。
 

 
では、複数の候補の探偵から最終的に依頼する探偵を選ぶまでの流れについて、次に説明します。
 

候補の中から浮気調査を依頼する探偵を選んで契約するまでの流れ

調査を依頼する探偵の候補を複数選んだら、以下の流れで最終的に依頼する探偵を選びます。
 

無料相談の申し込みをする

 
まずは探偵と無料相談をします。探偵というのは弁護士と違って、相談でお金をとることはできません。弁護士への相談というのは、相談の中で弁護士から提供される情報自体に価値があるから相談料を取られます。ですが探偵への依頼前の相談というのは、あくまで見積もりするためのヒアリングです。いわば、電気屋に行って自分に合った製品を選んでもらうための相談に近いものなのです。
 
ですからこの段階での金銭面での心配は無用です。
 
探偵のホームページに記載されている連絡先へ、電話やメール、あるいはホームページの問い合わせフォームで無料相談を申し込んでください。
 
メールや問い合わせフォームから申し込んだ場合は、探偵の方から連絡がきますから、そこで面談の日時を決めます。
 
この段階では、連絡先とか、おおまかにどういう調査を希望するのか(離婚する気があるのかないのか等)を質問されるくらいです。
 

無料相談に行き見積もりをしてもらう

 
予約した日時に探偵の事務所で面談して、あなたの依頼内容についてヒアリングしてもらいます。ちなみに探偵の方から事務所ではなくファミレスなどを面談の場としてくるのは、怪しい探偵の確率が高いので、その場合は断りましょう。
 
面談の場では、まず探偵があなたの状況や希望をヒアリングします。そしてヒアリングした内容をもとに、あなたの状況や要望に合わせた解決方法を説明してくれます。具体的には、探偵の調査でどういう証拠を集めて、それをどう使えばあなたの望む結果にできるかを説明してもらうことになります。
 
そして探偵が必要な証拠を集めるためには、どういう調査をどのくらいするか、調査に必要な日数や発生しそうな経費、調査の難易度などを見積もり、これを元に料金が見積もられます。
 
あなたはまず見積りの内容についてしっかり説明を受けたあと、以下についても確認してください。
 

  • 最終的に請求される調査料金は見積りから増えることがあるのか?ないのか?ある場合どのくらい増える可能性があるのか?
  • 見積もりに書いてない費用(たとえば想定してなかった経費など)、後から請求される費用があるのか?
  • あとから請求される料金がある場合、事前にきちんと依頼者側に確認をとって了承してから追加となるか?
  • 前払いなのか?後払いなのか?

 
特に経費などは、勝手に使われて最終的な費用がどんどん大きくなっては困ります。想定外の経費が必要になった場合、使う前にちゃんと確認をとってくれるかは重要なポイントです。
 
そういう意味では調査状況をマメに連絡してくれる探偵の方が安心です。途中経過も含めて、どのくらいの頻度で連絡をもらえるのかも確認しておきましょう。
 
探偵によっては、尾行中は逐次報告してくれるところもあるようです。
 
また、どんなアフターフォローがあるのかも確認します。
 
探偵によって「調査報告を渡しておしまい」だったり、 カウンセラーがその後とことについて相談に乗ってくれたり 提携弁護士を紹介してくれたりするなどアフターフォローがある探偵とない探偵があります。
 

実際のところ、証拠は手に入れたけど、自分がどうしたらいいのか自分ひとりで考えるのは結構しんどいのです。単純に旦那を許せる/許せないだけではなく、子どものことや今後の生活についてなどまで考えると、なかなか一人だけで結論を出すのは難しいのです。

 
その点、カウンセラーに相談に乗ってもらえると、少しは気持ちが楽になったり自分だけでは思いつかなかった方法を知ることができたりするのです
 
 
また離婚とか慰謝料など弁護士が必要になった場合、探偵と提携している弁護がいればゼロから弁護士探しをする苦労もなくなります。それに提携する弁護士がいるということは、『弁護士が困らないような証拠を出せる探偵だ』、ということでもあります。
 
なお場合によっては、1度の面談では最終見積りができず、複数回の面談が必要になることもあります。
 
以上の見積りや料金に関すること、アフターフォローなどについて確認できたら、その場で契約はせず一旦持ち帰ります
 
こうして候補に挙げた探偵全部で無料相談を受け、見積りやその他条件を揃えます。
 

見積もりしてもらった探偵を比較検討する

 
候補に挙げた複数の探偵で見積もってもらった内容・条件を確認して比較します。
 
まず、契約することになる内容をきちんと書面で説明してくれなかった探偵は、比較するまでもなく候補から外します。
 
実際に面談した感じで調査を信頼できそうで、料金が納得できる探偵に決めてください。このとき、見積りに書かれていない、経費など追加になりそうな金額について忘れないように料金を比較してくださいね。
【参考】旦那の浮気調査を依頼する探偵の選び方、選ぶポイントとは?
 

探偵と浮気調査の契約をしたとの後は…?

契約して調査開始

 
浮気調査を依頼する探偵を決めたら契約して、調査開始です。
 
私も経験ありますが、いざ調査が始まると平静でいることがとても難しいです。特に『今日は初めて探偵が旦那を尾行する日』の朝は会社に送り出すまで、心臓がバクバクして旦那の顔をまともに見ることができませんでした。旦那も不思議そうな顔をしていましたが、「体調が悪いから…」と言ってなんとか誤魔化しました。
 
しかし、旦那に探偵が調査していることを悟られてはいけません。旦那に浮気調査していることがバレてしまえば、浮気相手と会うのを中止されたりして調査が失敗してしまいます。
 
探偵が調査している間、平静でいられないのは仕方ないですが、旦那に怪しまれないように十分気を配ってくださいね。
 
また、調査の途中経過を連絡してもらった後、その内容によっては今すぐにでも旦那に問い詰めたくなるかもしれません。しかし、調査の途中で問い詰めたりしては、その後の調査が難しくなって調査が不完全な形で終わってしまうかもしれません。
 
それでは、あなたが望んだ解決にはたどり着けなくなり、今までの準備もお金も水の泡になってしまうのです。絶対に、必要な証拠をすべて集めて、最終的な報告書をもらってから、旦那に対する行動をするようにしてください。
 
特に尾行中に逐次報告をしてくれる探偵だと、密会現場に乗り込んでしまいたい衝動に駆られてしまうかもしれませんが、乗り込んでも修羅場になるだけです。むしろ余計に旦那との間がこじれてしまう可能性の方が高く、浮気問題の解決を余計に難しくしてしまいます。
 
探偵から最終報告も受け取るまでは、辛いかもしれませんが辛抱してください。
 

調査完了で報告書を受け取り、旦那に立ち向かう

 
探偵は調査を完了させたら報告書を作ってくれます。
 
それからが旦那に立ち向かう本番になります。あなたは探偵の報告書で浮気の確固たる証拠を握っているわけですから、旦那より優位な立場にいます。あなたが主導権を握って旦那と浮気のこと、今後のことについて話し合いましょう。
 
とはいえ、かなり厳しい話し合いになるかもしれませんから、探偵のアフターフォローも利用しながら、これからどうするか考えて、それを達成させるように頑張るしかありません。
 
アフターフォローに関して言えば、やはり大手の方が充実しています。アフターフォローのためにカウンセラーの資格を持っている人を雇っているくらいです。
 
それに大手の方がこれまでに利用した人数も多いですから、様々な案件を対処してきた経験やノウハウが蓄積されています。きっとあなたの参考になる事例もあるはずです。
 
 
あなたがどうしたいのか?そのあなたが望む決着をつけるにはどういう問い詰め方をしたらいいか?など探偵からもしっかりアドバイスを受けましょう。
 
一般論としては、旦那を問い詰める際に重要なのは、探偵が集めてくれた証拠(写真など)は切り札として使うことです。いきなり探偵の証拠を突きつけるのは避けましょう。これは離婚を考えている場合でも、復縁を考えている場合でも同じです。
 
あなたが自分で集めた証拠や、おかしいと思っていることから問い詰め始めましょう。旦那もなかなか素直に浮気を認めないと思いますが、探偵が調査した日に「あなたが女の人と一緒のところを友だちが見た」という感じで、探偵の証拠を遠巻きに使っていきます。
 
離婚や慰謝料を考えているなら、探偵の証拠以外で浮気の実態も明らかにすることが離婚や慰謝料を有利な条件で進めることにつながります。浮気していた期間や会う頻度など浮気の全貌を白状するように誘導していきます。
 
復縁を考えているなら、「正直に白状してくれれば水に流すつもりでいる」ことを交換条件に白状させます。探偵の証拠を突きつけて白状させるより、旦那自身が自分で歩み寄って白状した方が復縁しやすくなります。
 
そしてどうしても浮気を認めないようなら、最後に探偵の証拠の写真を突きつけることになります。
 
【参考リンク】
浮気旦那からしっかり慰謝料とる離婚には証拠と覚悟が超重要
浮気旦那と離婚しないで復縁する、夫婦を再構築する方法
 

このページのまとめ

いかがでしたか?このページでは…について説明しました。
 
簡単にまとめるとこんな感じです。
 

  • 悪徳探偵は少ないが実際に存在はするので、探偵は慎重に選ぶ
  • 探偵に旦那の浮気調査を依頼するなら、冷静になって旦那にバレないように浮気調査をしていく
  • 探偵に依頼する際に旦那の情報を伝えるために、日記をつけて旦那の言動やあなたが感じたことを記録する
  • 探偵選びは、複数の探偵を候補に選び実際に無料相談をして見積もりをもらって、その中から比較して選ぶ
  • 探偵に依頼した後も調査が完了して最終報告書をもらうまでは旦那にバレないように平静を装うことが大切
  • 旦那を問い詰めるとき、探偵の証拠は最後の切り札として使う

 

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