旦那の浮気調査を依頼する探偵の選び方、選ぶポイントとは?

 
旦那の浮気調査を探偵に依頼しようと思っても、探偵なんか普段使いませんから何を基準に選んだらいいのか分からないですよね。探偵って悪いことをするような人も多そうだから本当に慎重に選びたいと思っているのではないでしょうか?
 
まぁ、実際には悪徳探偵の数はそれほど多いわけではありません。でも「料金を騙し取られた」といった悪い話は実際にありますし、やはり目立つので、探偵に対して悪いイメージが先行するのは仕方ないかもしれません。
 
料金安めで腕がいい探偵に頼めるならそれが一番いいのですが、悪徳探偵がいるのは事実ですから探偵は慎重に選ぶべきです。
 
もし友だちに使ったことがある探偵がいれば、その探偵に依頼するの一番安心できるのですが、実際はなかなかそういうこともありません。
 
ということで、ここではあなたが旦那の浮気調査を依頼する探偵をどうやって選ぶか、選ぶ際のポイントなどについて説明します。
 

浮気調査を依頼する探偵を選ぶのはホームページを見ただけでは無理

まずはネットで探偵探しから始めると思います。昔は電話帳とかタウンページとかで調べたのでしょうが、今はほとんどの探偵がホームページを持っています。
 
ただホームページを見ても、結局はいいことしか書いてないので、それだけではどこがいいのか判別できません。ホームページというのはあくまでお客さんを呼ぶものですから、目を引くことしか書きません。
 
探偵のホームページは、通販と違ってホームページ上で決済がされるわけじゃなく、あくまで無料相談に来てもらうことが目的なので、全部を書く必要はないのです。
 
しかもホームページってそんなに高いお金を払払わなくてもそれなりのものを作ることができるので、綺麗なホームページだからいい探偵とは限りません。それにネットにしてもタウンページとかにしてもお金を出せば広告を出せるので、あっちこっちで目にするからといって評判がいいわけでもありません。
 

料金体系は探偵ごとに異なる

 
ホームページをチェックする際には、特に料金についての記載が気になると思います。ただ探偵によって料金体系が違いますので、ホームページをチェックするだけではっきり比較できるわけでもありません。
 
「調査料金:1時間いくら」というのがウリの探偵なら、ホームページに大きく書かれているでしょう。
 
一方でターゲットや調査内容によって調査料金が変動する探偵もあります。たとえば車通勤か電車通勤か?会社勤めか自営業か?調査する日は平日なのか休日なのか?などの条件によって調査料金が変わってくるんです。こういう場合は探偵に依頼内容をヒアリングしてもらって料金を見積もってもらうことになりますから、ホームページに料金の詳細は記載できません。
 

そうすると、パッと見は「1時間いくら」の方が安そうに見えますが、しかし実際にはそこに含まれていない経費等が別途かかる場合もよくあります。ですから最終的な料金というのはホームページに書かれていることをだけを見てもわからないのです。

 
それに探偵に調査を依頼する目的は、『旦那にバレないように浮気の証拠を掴む事』ですから、料金が安くても能力が悪くて調査が失敗したら意味がありません。
 
ということで、探偵を探すのにホームページを見る必要はありますが、どの探偵にするか選ぶにはホームページだけでは不十分すぎるのです。ただし、ホームページに『届出証明書番号』を明記していない探偵は正規の探偵とは言えませんので候補から除外します。(届出証明書番号についてはこの後説明します)

旦那の浮気調査を依頼する探偵を選ぶチェックポイント

それでは、浮気調査を依頼する探偵を選ぶにはどうすればいいか、ポイントを説明します。
 
まず重要なのは、悪徳探偵に引っかからないことです。最初に説明した通り、悪徳探偵は多くないものの確実に存在しています。消費者生活センターなどにも少なからず苦情が寄せられているくらいです。
 
悪徳探偵に引っかからないように、料金が安めで調査能力の高い探偵を選びます。
 

個人経営・小規模の探偵事務所はオススメしない

 
個人経営や小規模の探偵事務所が全てダメだと言うつもりはありません。個人経営でも良心的な料金で腕の良い探偵もいます。
 
しかし一方で、安い見積額を提示しておいて最後はいろいろな理由をつけ高額な料金を請求したり、調査をしたフリだけで料金をだまし取る悪徳探偵は、やはり個人経営や小規模な探偵事務所に多いのです。
 
また悪徳でないにしても規模の小さい探偵事務所だと、調査員の人数が少ないので調査能力が低くなりがちです。同じ人ばかりが尾行してターゲットにバレてしまったり、調査員が足らず決定的瞬間を逃してしまったりするリスクが高いです。また経験の浅いアルバイト探偵をメインに使うようなところもあるのです。
 

もちろん大手の探偵でも評判の悪いところもあるので、大手なら大丈夫とは言えませんが、個人経営や小規模の探偵事務所の方がヤバい探偵の確率が圧倒的に高いのです。そしてわたしたちからすれば、ヤバい探偵かどうかを見極めることはほぼ無理です。ですから探偵を選ぶ際は大手か中堅の中から選んだほうが無難なのです。

 
 

カウンセリングなどのアフターフォローがある探偵の方がいい

 
最近は、ただ証拠を集めて報告書を渡せば終わりではなく、依頼者のその後のフォローをする探偵事務所も増えてきています。カウンセラーの資格などを持っている相談員がいるなど、依頼者が浮気の証拠を手に入れたあと、メンタルのケアをしてくれたり、今後どうしたらいいのか参考になるアドバイスをしてくれたりするのです。
 
ぶっちゃければ、そういう相談員の人件費も調査料金に含まれているわけですが、それでもこういうアフターフォローがある探偵の方が絶対にいいと思います。
 
探偵というのは、人の裏側をたくさん見てきているわけですから、あなたの今後に参考となる事例も豊富なはずです。旦那の浮気というのは、あなたの人生の一大事なんですから、あなた一人で悩むのではなく専門家の意見を参考にさせてもらうべきだと思います。
 
また離婚や慰謝料など法律的な手続きが必要になる場合は弁護士にも依頼することになると思います。この場合も探偵事務所から弁護士を紹介してもらえれば、あなたがゼロから弁護士を探す手間が省けますし、通常なら必要な相談料を免除してもらえるところもあります。
 

「探偵業の業務の適正化に関する法律」を守るところ

 
探偵というのは、「探偵業の業務の適正化に関する法律」を守らないといけません。逆に言うと、この法律を守らずに探偵の業務をするのは違法なんです。
 
この法律で決められていることはいくつもありますが、依頼する側からみて、まず重要なのが『探偵業務をする届出』を出しているか?です。
 
探偵業務をするには、都道府県の警察を経由して公安委員会に届け出をしなければいけないのです。届け出をしたことを証明する証明書は、営業所の見やすい場所に掲示しなければいけなことになっています。あなたがもし探偵の事務所へ相談しに行ったら、この届け出証明書が見えるようになっているか確認しましょう。
 
また届出証明書番号(開始届出証明書番号)は、ほとんどの探偵事務所のホームページにも明記してあります。
 

ただし探偵の業務をするのは、あくまで「届出」だけで済むので、許可を受けたとか、審査されたわけではありませんし、検定試験に合格したということもありません。「こういう人は探偵をやっちゃダメ」という欠格事由はありますが、欠格事由に該当しなければ、届出さえすれば誰でも探偵になれるわけです。

 
あくまで「探偵の看板を出すための最低限のルール」を守っているかがわかるだけです。しかし逆に届出証明書番号が無い探偵は、最低限のルールさえ守っていないモグリの探偵ですから、絶対に接触してはいけません。
 
ただ届出番号がわかれば、過去にその探偵が処分を受けたことがあるかを調べることはできます。事務所のある都道府県の警察に問い合わせれば調べられますから、もし不安あれば調べてみましょう。
 

依頼者へ書面交付の義務

 
探偵には依頼者と契約をする前にこれから契約する内容について、書面で依頼者に説明する義務があります。これも「探偵業の業務の適正化に関する法律」で決められていて、記載しなければいけない項目も規定されています。
 
つまり紙に契約内容を明記して説明しなければいけないので、口約束で契約することはできないわけです。
 
書面に記載しなければいけない項目は以下の通りです。

  1. 探偵業者の商号、名称又は氏名及び住所(法人の場合は、代表者の氏名)
  2. 探偵業届出証明書の書面に記載されている事項
  3. 探偵業を行うに当たっては、個人情報の保護に関する法律その他の法令を遵守するものであること
  4. 守秘義務等に関する事項
  5. 提供することができる探偵業務の内容
  6. 探偵業務の委託に関する事項(業務を他者に委託することが有るか否か、有れば、委託内容)
  7. 依頼者が支払う金銭の概算額及び支払時期
  8. 契約の解除に関する事項(契約解除についての定めが有るか否か、有れば、その方法・内容)
  9. 業務上、作成・取得した資料の処分に関する事項(処分するのか否か、する場合は処分方法・時期)

 
これらは、これから契約する内容ですからすべて確認しなければいけませんが、特に5項目目以降は重要です。
 
「5.提供することができる探偵業務の内容」は、探偵が何を調査してどういう報告をすることになっているのかが記載されています。あなたが調査を依頼する目的が果たせる内容になっているかしっかり確認しましょう。
 
「6.探偵業務の委託に関する事項」は、いわゆる下請けを使うかどうか、使う場合はどう下請けを使うのか、が記載されています。下請けを使うことについては、下で説明します。
 
「7.依頼者が支払う金銭の概算額及び支払時期」は、調査料金の見積もりですね。どいういう調査をどれくらいの期間でするか?機材の使用料がいくらか?など根拠を元に料金の概算が見積もられているか確認します。また実費精算となる経費など、ここでは記載できない費用はどうなるのか?追加費用が発生した場合の料金の計算方法など現時点で見積もりできない部分がどうなるのか明記してあるか確認しましょう。
 
「8.契約の解除に関する事項」は、契約した後で、やっぱり解約したいとなった場合にどうなるかが記載されています。まともな探偵ほど、しっかりと記載されています。ここが曖昧に書かれていると、実際に解約を申し出たときに、向こうの都合のいいように解釈して結局解約できなかったり、高額な解約金を払わされたりすることになってしまいます。
 

これらの内容が事前に受けた説明の理解と食い違っていたり、聞いてない話があったら、一旦持ち帰って検討した方がいいです。探偵事務所の中では、相手のペースで話が進められてしまいますし、緊張や焦りなどで絶対に冷静に考えることができません。

 

下請けを使うことについて

 
依頼した探偵が下請けの探偵を使うことですが、一概に下請けを使うことが悪いことだとは言えません。下請けの探偵事務所に調査力があるかしっかりと調べてから使っている探偵もあります。
 
ですが逆に下請けの探偵事務所だと調査員の質が落ちる可能性も高いのです。
 
依頼者であるあなたには下請けの探偵の良し悪しを判断できる材料はありませんから、『無用なリスクを避ける』という意味では下請けを使う探偵は候補から外した方がいいかもしれません。
 

浮気調査を依頼する探偵は実際に見積もりしてもらい比較して決めること

ここまで探偵を選ぶポイントを説明してきましたが、もう1つ重要なことは必ず複数の探偵と相談して見積もりをしてもらうことです
 
1つの探偵としか話しをしなかった場合、その探偵の見積もり金額とかが適正なのか判断できません。比較材料が無いわけですから、その探偵が言うことがすべて真実としか考えられないわけです。
 
しかし『安い』と思って飛びついたら、実は悪徳探偵だったりしたら目も当てられないわけです。
 
普通に考えて、悪徳探偵が見積もりの段階で高額な料金を提示することはありません。料金の安さでお客を食いつかせようとするので、見積もり金額を安くしてくるのです。
 
ですから、いくつかの探偵で見積もりをしてもらうことで、極端に安すぎないか?を判断することができるのです。
 
逆に見積もりが高い探偵というのは、調査力がずば抜けているなどそれだけの付加価値がある探偵であることが多いです。こういう探偵だと、見積もり金額以外のお金は請求しない、と明言しているところもあるくらいです。
 
いずれにしても、複数の探偵で見積もってもらい比較することで高い安いがわかるのですから、絶対に1つの探偵だけで済まさないようにした方がいいです。
 
見積もりをしてもらう際には、必ず探偵の事務所に行くことが重要です。ホームページに記載されている住所に、本当にその探偵の事務所があるのかを確認しましょう。
 
ホームページにはいくつも支社があるように書いてあって大手のように見せていても、実は事務所が1つしかなく、すべて転送電話で済ましているということもあるのです。
 
ですからファミレスなどで面談をしようとする探偵は要注意なんです。
 
いくつもの探偵の事務所に面談しに行くのは面倒ですし、面談と契約を別々の日にするのは二度手間ですが、探偵の料金は決して安くないものですし、調査は失敗できないのですから慎重に進めましょう。
 
実際、最初の面談でそのまま契約せず持ち帰る人の方が多いのです。相手のペースに乗せられないように、持ち帰って落ち着いた状態でしっかり検討しましょう。
 

このページのまとめ

いかがでしたか?このページでは旦那の浮気調査を依頼する探偵選びのポイントについて説明しました。
 
簡単にまとめるとこんな感じです。
 

  • 悪徳探偵はそれほど多いわけではないけれど、でも実際にはいるので探偵は慎重に選ぶ
  • ホームページにはいいことしか書かれていないし作るのも簡単だから、ホームページだけで探偵選びはできない
  • 料金体系もホームページに記載されていることがすべてではないので、実際に見積もりをしてもらわないとわからない
  • 個人経営や規模の小さい探偵の方が悪徳探偵や調査力のショボいところが多いので、大手や中堅の探偵から選んだほうが無難
  • カウンセリングなどアフターフォローがあるところの方がいい
  • 探偵業務をする届出をしている、契約前に契約内容を書面で説明するなど「探偵業の業務の適正化に関する法律」を遵守している探偵を選ぶ
  • 複数の探偵と面談して見積もりしてもらい、その中から選ぶ
  • 探偵の事務所には必ず行く(ファミレスなどで面談しようとする探偵は要注意)
  • 見積もりしてもらった内容は必ず持ち帰って検討する。探偵の前では相手のペースで話が進められたり、緊張して冷静な判断できない

 

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