このページにたどり着いたあなたは、自分で旦那の浮気の証拠を集めたけれど旦那は浮気を認めない、これ以上自分だけで調べるのも限界を感じて…、
あまりお金はかけられないけど、探偵に浮気調査をしてもらえないろうか…?
たとえば1日だけピンポイントで調べてもらうとか可能なのかな…?
なんて考えているのではないでしょうか。
こんにちは、今日子です。
実際のところ、日にちを特定して1日だけのピンポイント調査をすることは可能です。
状況次第ではありますが、けっこう有力な証拠を集められるかもしれません。でも1日だけという限られた時間ですから、やはり調査できることにも限度はあります。
また1日だけの調査は費用を安く済ませることができるのですが、失敗してしまうリスクがゼロではないことを覚悟しておかなければいけません。
ここでは探偵に1日だけピンポイントで浮気調査をしてもらうことについて詳しく説明します。
探偵の調査 浮気の証拠が欲しい目的をはっきりさせることが大切
ところで、あなたが探偵に浮気調査をしたいと考えた目的はなんでしょう。
もちろん旦那が浮気している証拠が欲しいからなんですが、その証拠をどうしたいのでしょうか?
- 旦那にバレないように浮気の事実を確認する(浮気が事実なら、その後はこれから考える)
- 旦那に浮気を問い詰めたけど認めないので、言い逃れできない証拠を突きつけたい
- 浮気している旦那とはもう離婚したいからちゃんとした証拠が欲しい
- 浮気相手から慰謝料を取るための証拠が欲しい
- 旦那が浮気相手と一緒になろうとしているっぽいので離婚を拒否するための証拠が欲しい
1つ目の目的なら空振りさえしなければ1日ピンポイントの調査で目的は達成できるでしょう。
2つ目の目的の場合、旦那は問い詰められたことで「妻に浮気が疑われている」ことを知ってしまいましたから、しばらくは動かなくなるでしょうし、警戒もするでしょう。
こういう状況だと探偵でも調査が難しくなってしまうんです。この場合は、しばらく泳がせて様子を見ることが必要になるでしょう。そして改めて動き出したら入念に下準備をして、いつ調査を決行するか慎重に決めることになります。
3つ目~5つ目が目的の場合、1日の調査では証拠が不十分となる可能性があります。詳しくは後ほど改めて説明しますが、法的に浮気を認めてもらうには1回分の証拠では足らないと言われる可能性が高いのです。
もちろん旦那や浮気相手が、離婚や慰謝料に関してあなたの言うことをすんなり受け入れてくれれば問題ありません。しかし裁判や調停とかにもつれ込んだ場合、旦那が浮気相手と浮気していたことを法的に認めてもらわないと、あなたに有利な状況に持ち込めないのです。
このようにあなたの浮気調査をする目的によっては、1日だけのピンポイント調査だと目的を達成できない可能性があることも考慮する必要があります。
探偵の1日ピンポイント調査の3つのリスク
探偵に1日だけピンポイントの浮気調査をしてもらう際のリスクについて、もう少し具体的に説明しますね。
空振りのリスク
改めて言うほどのことではないかもしれませんが、調査をしようとした日に旦那が浮気相手と会わなければ、その日の調査は失敗です。もちろん逆に「旦那は浮気をしていない」という証拠でもありません。
普通に浮気調査をする場合でも当然空振りはあるわけですが、何回も調査を続けることで浮気の証拠を集めていくことになります。
しかしピンポイントの調査をする場合は、極力空振りしないように入念に下準備をして調査決行の日を決めますが、やはり絶対というのは無理なのです。ピンポイント調査を依頼する際は、きっと探偵からも念押しされると思いますが、空振りするリスクを念頭に置いておく必要があります。
空振りしたとしても、もちろん探偵は調査をしてくれていたわけですから費用はかかります。この場合は賭けに負けたとでも思って諦めるしかありません。
1回分だけのでは証拠として弱い場合がある
上でも説明しましたが、1日のピンポイント調査で旦那が浮気相手とラブホに行った明白な証拠を得られたとしても、これだけでは法的に旦那が浮気していると言い切れないのです。
法的には浮気のことを『不貞』と言い、不貞の定義は「配偶者以外の異性と肉体関係を持つこと」となっています。ただ多くの場合、相手との交際に継続性があることも判断基準になるのです。つまり「一晩だけの相手」であれば不貞とは見なされないことが多いのです。
つまりたとえラブホに行った写真があっても、1回だけだと
「たまたま気分が悪くなり、ただ休むために入っただけで何もしていない」
「この時魔が差してしまっただけで、相手の女性とは初めて会った」
などと旦那が反論できてしまい、このような状況では法的には浮気と認めてくれないのです。
もちろん妻であるあなたからしたら、これだけで怒り心頭な事態ですが、法的には不貞を認定するラインに届かないのです。
同じ相手と何度もラブホに行った証拠があれば、「たまたま」とか「初めて」と言い訳もできません。ですから探偵は通常の浮気調査であれば複数回の証拠を集めることにしているのです。
補足しておくと、ラブホに行った証拠が1回分だけでは絶対にダメということはないです。これ以外に2人の親密な関係が続いていたことの裏づけがあって継続性が認められれば不貞と判断されます。
ただ2人の親密な関係を裏付ける証拠も、やはりLINEのやり取りとかでは弱いです。この辺は状況次第ですからプロと相談が必要ですね。
浮気相手への制裁が難しい
浮気相手に慰謝料請求をする場合、最低でも相手の氏名・住所や勤め先などの情報は必須です。慰謝料を請求するための内容証明を送るにも、裁判を起こすにしても、相手の素性が分からなければ話になりません。
また旦那にプレッシャーをかける材料としても、相手のことは知っておきたいところです。
ただ一般的な1日の調査だと、旦那を中心に2人の行動を調べることになりますから、浮気相手の素性調査までは範囲に入らないことが多いです。
単に浮気の事実をはっきりさせるだけならそれでもいいのですが、その後のことを考えているなら、やはり相手のことまで調べておきたいです。そのためには、料金を追加してでも、相手のことを尾行して最低限の個人情報は調べてもらうべきです。
必要があれば、後日改めて相手の詳しいことを調べてもらえばいいと思います。
探偵の1日調査でしっかりと証拠を集めるために必要なこと
ここまで説明してきたように、探偵に1日だけピンポイントで浮気調査をしてもらうのは費用を低く抑えることができる反面、いくつかのリスクもあります。
しかし法的にはともかくとして、浮気をしていた事実を把握するためには有効な方法です。
浮気しているのかハッキリしわからないモヤモヤした状況から脱するキッカケとして、やってみる価値は十分にあります。やるからには少しでも失敗するリスクを下げて、しっかり証拠を集められるように準備をすることが大切です。
1日の調査で済ませるために必要な下準備
探偵からも詳しく説明してもらえると思いますが、1日の調査ですからまずは空振りしないように、そして少しでも詳しい証拠が集められるようにできる限りの下準備をします。
ピンポイント調査を決行する日にち決め
ピンポイント調査の下準備で最も重要なのが調査を決行する日にちです。確実に浮気相手と会うであろう日を特定する必要があります。
もしLINEなど浮気相手との連絡手段をバレずに盗み見ることができるなら、次のデートの予定を掴むのは簡単です。しかし現実にはそこまでは難しいかもしれませんが、自分でできる範囲で調査をしておきましょう。
必ずやって欲しいのが、最低でも1ヶ月くらい毎日、旦那の帰宅時間と帰宅が遅い場合の理由を記録する日記をつけることです。また帰宅が遅くなった時、前もって遅くなると言っていたのか、当日になって遅くなると言ってきたのかなども記録しておきます。
その他にも、以下のような調査を可能な範囲でやってみてください。
- スケジュール管理にスマホではなく紙の手帳を使っているなら、手帳の中を見てみる
- 財布に入っているレシートや怪しいメモ等をチェックする
- 財布に入っている1万円札の番号や札の枚数を控えて、毎日お金がどう動いているか記録する
- 普段は車で移動しているなら、走行距離を毎日記録しておく
繰り返しますが、可能な範囲で、できることだけやってください。無理して旦那にバレたら元も子もなくなってしまいますから、ここは注意してくださいね。
また普段車で移動しているならGPSを忍ばせておくのも1つの方法です。小型のGPS発信機をレンタルすれば、旦那の行動を詳細に把握することができます。ただしレンタル費用が高い(1週間で1万以上かかる)のが難点ですが…。
【関連記事】旦那の浮気調査はGPS使えば自分でできるか?おすすめなのは?
あと浮気相手に関する情報も見つけることができれば、あわせて記録しておいてくださいね。探偵に事前に伝えておくことで、調査の足しになるかもしれませんから。
これら集めた調査記録を元に浮気相手と会う日の予測を立ててみます。
特定の曜日など規則性があれば次のデートがいつなのか推測するのは比較的簡単です。また前もって遅くなると言うことが多いなら、準備がしやすくなります。
探偵にもこの調査記録を見せてしっかり相談してみてください。規則性がなく事前に浮気する日の予測が難しい場合でも、探偵の稼働状況次第で当日「今日お願いします」と言っても引き受けてくれるかもしれません。
こちらからデートさせるように仕向ける罠を仕掛ける
次のデートの特定が難しい場合などは、旦那に罠を仕掛ける方法もあります。あなたが外出する予定を作って、旦那にデートをさせるのです。1日家をあけるとか、帰りが遅くなる予定を作って、「申し訳ないけど夕食は外で食べてきて」と言っておくのです。
普段は家にあなたが居るのを気にしながら浮気している旦那は、あなたが家に居ないとわかれば絶対に浮気相手と会おうとします。もちろん浮気相手側の都合もあるので、100%とは言えないところはありますが、確率は確実に上がります。
たとえば、
- 親族の法事
- 同窓会
- コンサート
- 結婚式
- 人間ドッグ
- 地方にいる友だちが結婚式で近くに来るから会うことにした
など、ある程度前もって旦那に予定を知らせられるような用事がいいですね。
冷静にバレないように過ごすことが重要
これはピンポイント調査に限った話ではありませんが、旦那に浮気調査をしていることがバレてはすべてが水の泡です。
バレてしまうと、当然警戒してきますから、いくら探偵でも調査が難しくなってしまうのです。浮気する日の狙いがつけられなくなったり、急に予定を変えられて空振りさせられたりします。
ですから上で紹介した、調査日を決めるための記録集めも、バレそうだったら絶対にやらないでください。また、いざ調査の日になっても、そわそわしたりドキドキと不自然な態度にならないように、冷静にいつも通りを心がけてください。
なんて、私も偉そうなことは言えないのですが…。私の場合、調査は1日だけじゃなかったですが、調査の日が近づいてくると、そわそわだけじゃない色んな感情が湧き上がってきて、もう全然冷静でいられず、旦那の顔がまともに見れませんでした。
1日だけの浮気調査をするなら、どういう探偵を選ぶか?
探偵の費用を抑えるために1日だけピンポイントの浮気調査をするわけでから、探偵を選ぶ際には料金体系をしっかり確認します。
いくら調査力が高くても、その分どっしりと調査するので料金が高めになる探偵では意味がないのです。
まずチェックする点としては、1時間単位で料金が計上されることです。調査にかかった時間分だけしか料金がかからない探偵を選びます。
そして最低稼働時間を設定していない、または短い探偵を選びます。最低稼働時間というのは、探偵が1回の出動したら最低限必要な料金のことです。たとえば最低稼働時間が4時間だとすると、たとえターゲットがまっすぐ帰宅したから調査を1時間で終えたとしても4時間分の料金がかかる、ということです。
最低稼働時間が無い、あるいは短ければ短いほど、もし空振しした場合に無駄な出費を抑えることができるのです。
ひとつ留意して欲しいのは、1時間単位で料金を計上する探偵は経費を別途計上して請求する場合がほとんどです。交通費からターゲットを尾行して入った飲食店の費用など、調査料金と別に請求されます。
調査費用を確認する際には、経費もどのくらいになりそうなのか、おおまかに見積もってもらいましょう。そして想定を超える経費がかかりそうな状況になった時は、事前に確認をとってくれる探偵を選ぶと安心です。
ただし、いくら探偵費用を抑えたいからと、料金が安すぎる探偵は避けるべきです。探偵技術が未熟で旦那に尾行がバレてしまうとか、あるいは悪徳探偵でお金だけ取られてしまうといった可能性が高いのです。
このページのまとめ
いかがでしたか?このページでは探偵に1日だけピンポイントで浮気調査をしてもらうことについて説明しました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
- 1日だけのピンポイントで浮気調査を依頼することはできるが、調査したい目的によっては1日だと不十分な可能性もある
- 1日だけの調査だと、どんなに入念に準備をしても空振りするリクスはある
- 法的な浮気である不貞は、たとえ決定的な証拠でも1回だけでは認められない可能性が高い
- ピンポイントの調査を実行する日を決めるためには、旦那の行動の記録から推測する。あるいは旦那にデートをさせる罠を仕掛ける
- ピンポイント調査で探偵の料金を下げるためには、料金体系を見て探偵を選ぶ。ただし悪徳探偵を選んでしまわないように注意